EPISODE2 ほめて[花]ひらく

ひとりひとりの頑張りを客観的にている総務という立場だからこそ、業績を挙げているプロジェクトのリーダーだけじゃなく、もっと「ほめられて、皆に知ってもらう」べきスタッフがたくさんいるのになぁ…と、いつも思っていました。
社内全体にその評価が伝われば、それぞれの個性や得意分野をみんながシェアできるようになって、「この分野はあのひとに任せよう」とか、「まえに違うプロジェクトで成功したアイデアをあのひとに聞いてみよう」とか。そういうコミュニケーションができて、業務がもっと円滑に動く…。そうすれば会社全体の利益にもつながるかもしれない…。そんなことも考えていました。

社長にも効果的であればイベントをやってみたらいいんじゃないかと一任されたので、そんな日頃の思いをかなえてくれる「活才」のサービスを利用して、「表彰式」をやってみることにしました。

女性が多い会社なので女性がもらって嬉しい、心あたたまるようなものを贈りたいという気持ちから、お花をプレゼントするプランを選びました。
そしてリアルな意見を引き出したいということもあって、「ほめたいひと」と、「その理由」を社内メールで私に送ってほしいとスタッフに伝えたところ、思いのほかたくさんのメールが集まり、日頃思っていることをなかなか伝えられていないのではないかという私の考えは間違っていなかったんだなと思いました。

当日はネットで注文したとおりのサービスをあらかじめ準備することができたので、問題なく無事に表彰式を終えることができました。
いつもはあまり目立たないスタッフが受賞することになり、すこし恥ずかしそうでしたが、花束にも負けないくらいの笑顔の花を咲かせていました。忙しい業務の合間だったけれど、社内が明るい雰囲気でいっぱいになった時には、このイベントをやってよかったなと思いました。

それからというもの、ひとりひとりがおたがいへの気づかいができるようになりました。会話もふえて和やかな雰囲気になり、社内に笑顔が増え、一体感がうまれたような気がしています。
社長もそんな私をみてくれていたようで、そのあと私も褒められてしまいました…

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