EPISODE3 ほめて[家]ひらく

仕事のことにあまり口を出すなと言われてはおりますが、聞く耳を持たないわけでなく、良いと思った助言は積極的に取り入れる面もある夫ですので、私もいち役員としてここぞという時には意見させていただくことがあります。

小社の業績はおかげさまで悪くはありませんが、伸び悩んでいるとも言える状態でした。
なかなか右肩上がりにならず、頭打ちのような状況が続いており、夫も打開策がないかと考えている様子でした。

ノルマを課して社員同士を競わせるという時代ではなくなり、それぞれのペースで業務に従事してくださるのは良いことなのですが、やはりある程度の競争心を持つ必要はあるかと思います。そこで、「ほめてのばす」というやり方が、今の時代に合っているのではないかと提案しておりました。

その話を気にかけていたのでしょう、
「ほめる」にはどうすればいいかを具体的に形にしてくださるサービスを見つけたと喜んでおりました。
どのように具体化したらよいのか考え、調べていたのでしょう。
それがまさに「活才」だったのです。

早速サービスを利用するにあたり、何を賞品とするかを考えていたようでしたので、カタログギフトが実用的で誰もが喜んでくださるのではないかと申したところ、アドバイスを取り入れたようでした。

カタログギフトを持ち帰った社員の方が何をご注文なさったのかは分かりませんが、会社で評価されたことで旦那さまに惚れなおしたのでしょうか…奥様が少し優しくなったと伝え聞いております。思わぬところでご家族円満の手助けまでさせて頂いたようで、嬉しく思っております。ご家族のサポートも大切なお仕事ですからね…

これを機に業績が上向いてくれると、私たちの家庭も円満になるのですが…その効果はもう少し様子をみることにいたしましょう。

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